URL(Uniform Resource Locator)は、インターネット上の情報の所在を示すアドレスであり、ブラウザのURL欄に入力することで特定のサーバーやページへアクセスするための文字列である。提示された文脈では、URLは単なる技術的な識別子ではなく、「誰かがそこにいること」を知らせる住所としても理解されている。初期のインターネットでは、自己紹介、日記、ゲストブック、リンク集などを備えた個人サイトへ、URLを手がかりに訪問することが探索の出発点だった。リンクをたどる行為は、未知の場所から別の未知の場所へ移動する体験として語られている。

また、URLはネットアートの文脈でも重要な要素として扱われる。JODIの作品では、画面に表示される内容だけでなく、アドレスやソースコードそのものが作品の一部になりうることが示されている。さらに別の文脈では、URIやtokenURIのように、指し示す先が可変であってよいとされる例も示されており、URLやURIは固定された参照先であるとは限らない。したがって、URLはインターネット上の場所を示す基本単位であると同時に、作品、記憶、移動、可変性をめぐる文化的な意味も担っている。